WORKS — 業務システム設計 運送会社向け・提案〜設計

運搬伝票のデジタル化
— 三枚綴り複写伝票を、スマホのサイン1回に

運送業の現場では、運搬のたびに三枚綴りの複写伝票へ受領サインをもらい、運転手・会社・お客様がそれぞれ1枚ずつ持ち帰っています。この紙の仕組みをLINE上のアプリに置き換え、サイン1回で全員分の控えが同時に行き渡る仕組みとして設計しました。

サイン1回で、控えが4か所へ自動配布

荷降ろし現場 運搬伝票 お客様が 画面にサイン サイン送信 日時・GPS・サイン画像 記録エンジン(GAS) ・伝票データを台帳に記録 ・控えPDFを自動生成 ・所属会社ごとに振り分け ・訂正履歴をすべて保持 運転手 アプリ内の本人履歴に反映 会社(事務所) 台帳へ即時記録・CSV出力 お客様 控えPDFをその場でQR渡し 協力会社 月次一覧を自動集計・送付 即時発行 紙の運用では、この配布を三枚綴りの手渡し・持ち帰りで行っていた (協力会社分は月末に伝票を集めて手作業で集計)
荷降ろし先での電子サイン1回が、紙の三枚綴り+月末集計が担っていた4方向の控え配布をすべて置き換える。

現場での流れ — 荷降ろし先での操作は実質サインだけ

STEP 1積み込み時に下書き運搬先・品名・数量を入力して下書き保存。定期便は過去伝票のコピーで入力ほぼゼロ。
STEP 2現場でサイン下書きを開き、宛先を画面上部に大きく表示。お客様が確認のうえ指でサイン。
STEP 3自動記録日時・GPS・サイン画像付きで台帳へ即時記録。圏外なら復帰後に自動送信。
STEP 4控えを渡す画面のQRコードでその場でPDFを渡す。希望する客先のみ閲覧リンクをメール送付。

宛先の選び間違いはサイン前にお客様自身の目で止まる設計。メールもリンク方式のため、万一の誤送信は失効操作で無効化できる。

紙の三枚綴りで起きていたこと

BEFORE — 紙
  • 会社控えは運転手が持ち帰るまで見えない
  • 紛失・汚損で受領の証拠が消える
  • 手書きの読み違いが請求トラブルに
  • 月末は伝票の山を仕分け・照合・保管
AFTER — デジタル
  • サインの瞬間に事務所から全伝票が見える
  • 日時・GPS・訂正履歴で証拠力はむしろ向上
  • 入力は選択式、文字の判読問題が消える
  • 照合は一覧表の検索・CSV出力で完結

規模と効果(設計値)

60名規模
自社40名+協力会社の運転手
約3,000枚/月
置き換わる紙伝票の枚数
0円〜
運用コスト(無料枠で構築)
約100万円/年
伝票代+事務工数の削減試算

技術構成

LINE公式アカウントLIFFGoogle Apps Scriptスプレッドシート台帳電子サイン(Canvas)PDF自動生成QRコード発行GPS・タイムスタンプ記録オフライン入力対応

※ 削減額は運転手60名・月22日稼働・伝票単価と事務工数からの試算値。